アミノ酸 分析方法
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試料には、血中や尿中に含まれる遊離アミノ酸と、
タンパク質を塩酸分解して得られるアミノ酸との2種類があり、
遊離アミノ酸は生体アミノ酸ともいわれ、
50成分以上のアミノ酸混合物から成り立っています。
またタンパク質を塩酸分解して得られるアミノ酸は、
加水分解アミノ酸といわれ、
17成分のアミノ酸混合物から成り立っています。
AminoTac((商標登録)
全自動酸分析装置のニックネーム)によって
分析された2種類のデータ、
つまり加水分解標準アミノ酸分析(分析時間 18 分)と
生体標準アミノ酸分析(分析時間 60 分)のデータも存在します。
上記のようにしてイオン交換クロマトグラフィーで
分離されたアミノ酸は、溶液中では無色透明のため、
ニンヒドリンという試薬で反応させて色をつけます。
ニンヒドリンはアミノ酸しか反応させない発色剤です。
仮に他の成分が混ざっていても
アミノ酸のみ発色を促す性質があります。
100℃ 近くの反応槽で
ニンヒドリンを加えるとアミノ酸は紫に発色します。
ところで、人間の目で見ることのできる
可視光線に相当する電磁波の波長は、
短波長側が360 nm~400 nm、
長波長側が760 nm~830 nmです。
(nm:ナノメートルで長さの単位)
反応槽で発色したアミノ酸は
570nm (プロリンなどのイミノ酸は 440nm)に
最大吸収があるため、
可視吸光光度計で測り、
吸収曲線をA/Dに変換してデータを印字します。
このようなやや特殊な方法で
アミノ酸は分析されます。

