必須アミノ酸について
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必須アミノ酸とは、
1.人間の体内で合成できない
(できても必要量をまかなえない)アミノ酸のこと。
イソロイシン・ロイシン・バリン・リジン・
スレオニン・トリプトファン・メチオニン・フェニルアラニンの
8種類の他に、主として小児期に不足する
ヒスチジン・アルギニン(準必須アミノ酸)を加えて10種。
(ヒスチジンは1985年、成人にとっても必須であると
FAO/WHO/UNUの合同専門委員会は報告しました。
1986年からは準必須アミノ酸のアルギニン
(子供と幼児には必須)が加わり10種になりました。)
2.体の正常な発育や組織の維持のために、
必ず食事として摂る必要があります。
3.不足するとたんぱく質の合成が損なわれ、
組織の維持や正常な発育が困難となります。
必須アミノ酸がどのように解明されたかといいますと、
1950年にローズという科学者が実験で明らかにしました。
体内では合成されず、食品から摂ることが
不可欠なアミノ酸について、
純粋なアミノ酸混合物を用いて実験を行い、
成人にとって8種類のアミノ酸が不可欠であることがわかりました。
必須アミノ酸は炭素骨格が枝分かれしていたり、
特殊な構造を持ったりしているため、生合成できません。
生合成経路が長く、合成に要する酵素も多いから
体内で合成するよりも食事として摂るほうが有利だとも言えます。
これに対して非必須アミノ酸は、
食物から供給されるほかに、
等質や資質やアミノ酸の分解中間物から生合成されます。

